探偵は最後に笑う 体験版     


製作 : Azteca7
種類 : シェアウエア
PC版 : Win98/Me/2000/XP/Vista
ボイス : なし
システム : ?




体験版で完成が遅れているようですが、体験版だけでも面白かったのでご紹介します。
時は大正45年のパラレル世界、ミステリー物です。

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西野陽次朗は子供の頃から警察官にあこがれていた。新人警官として地方に勤務する西野は、現実の自分の力とのギャップに苛まれていた。
ある日、建設現場から白骨死体が発見された。調査中に投げ飛ばされて気を失った西野は、運び込まれた廃屋の別荘の部屋で目を覚ました。
その西野に話しかける声がする。見ると、その男は身体が透けて宙に浮いていた。
東雲隻矢(しののめ せきや)と名乗るその幽霊は、生前は有名な探偵だったらしいのだが、殺されてこの屋敷の床下に埋められていたと言う…。

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話が面白いです。横溝正史を髣髴とさせるようなおどろなミステリー世界で、
大正45年と言うとそのまま計算すると昭和30年頃ですが、どちらかと言うと戦前〜戦後の雰囲気です。

体験版では全6話中の1話までプレイできます。1話はそんなに恐い描写はありません。
ダーク系らしいのでこの後どんなか、思ったよりグロかったりして…と少し恐いのですが。
体験版は18禁シーンは入っていないそうですが、1話にどうやって18禁シーンを入れるのだろう?(1話はまだないのかも)

事件の調査で相手に聞き込みをして、ここぞと言う所で「詳しく聞く」を選択し、合っていると情報を教えてもらえます。
その情報を集めて推理して、推理が合っていればエンドにたどり着けるシステムです。

探偵、東雲は西野以外に見えず声も聞こえません。東雲はひねくれ者で、西野をからかったり小バカにしたりとイイ性格してます。
所々で現れて西野をからかいつつアドバイスしてくれます。
他にも新聞記者ごっこのお嬢様の美雪やその兄で挙動不審な鹿太郎、
帝都から来た警部八房など、1話目から個性的なキャラが登場して話を引っ張って行きます。
東雲のからかいや鹿太郎の挙動不審っぷりは、登場の度に今度は何言い出すんだろうと楽しみだったりする…。

あの西野君がどーやってBLな展開になるのかと思いましたが、
1話をクリアすると東雲の態度が少し変わって来るので、この後西野とどうなるのか興味は尽きない…けど幽霊でした(泣)。
BLカプは他キャラとになるようですが、東雲、見てるのか……(うわ…)。








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